千南商事の運輸事業部サービス紹介
千南商事は、運輸業とアパレルOEM事業を、日本全国のお客様にサービス提供している会社です。当社のメイン事業となる「運輸事業部」では、お客様のあらゆる輸送ニーズに応えるべく、さまざまな車両車種をご用意しております。
本ページでは、運輸事業部がご提供するサービスラインナップと、当社が安全な物流のために実施している取り組みの内容についてご紹介します。
鋼材・化成品ほか危険物輸送、消費財輸送まで
あらゆる輸送ニーズに応える70年以上の実績
千南商事では、鋼材・化成品、危険物輸送、消費財輸送まで、お客様の幅広い輸送ニーズにお応えします。あらゆる輸送形態に対応できるよう、車種を10種以上、台数で約130台保有し、また、協力会社とのネットワークを駆使することで、効率的な運搬が可能です。
70年以上もの豊富な実績と経験から、物流ニーズの変化に合わせ、きめ細かなサービスをお約束します。ご興味がございましたら、当社のサービスラインナップを確認のうえ、ぜひ一度千南商事にお問い合わせください。
サービスラインナップ
貸切輸送
納入時間や車種のご指定も可能な完全オーダーメイドサービスです。集荷配達時間をご指定くだされば、用途に応じて最適の車両や車種を選定し、お客様のご要望に合わせた輸送システムを構築します。到着日時を明確に指定した輸送をご希望の方はぜひご利用ください。
積み合わせ輸送・共同輸送
積み合わせ輸送とは、1台のトラックで複数のお客様のところへ集荷に伺い、輸送するサービスのことです。共同輸送とは、複数の企業様の商品を、配送先ごとでトラックに積み合わせて、輸送するサービスのことを指します。どちらも、本来であれば複数のトラックで対応する輸送を1台で済ませることになるため、通常よりもお安くご利用いただけます。
ルート輸送
ルート配送とは、特定のエリアにある複数の納品先を定期的に巡回納品する場合におすすめのサービスです。ご依頼くだされば、効率的な輸送ルートをシミュレーションし、定期的に決められたルートや時間で輸送いたします。
構内運搬
構内運搬とは、工場などの事業場の構内で荷物を運搬したい場合に適したサービスです。総重量300トン積載可能なトレーラーなど、用途に応じた最適の車両で運搬を行うため、効率的に移動ができます。ご希望であれば、決まったルートを無人で行き来する、オートメーション化されたサービスもご利用いただけます。
特殊な輸送にも対応
鋼材輸送
当社ではあらゆる鋼材製品の輸送に対応できる体制を整えております。高床トレーラー、中低床トレーラー、低床トレーラーを所有しており、また独自のネットワークでお客様の輸送ニーズにお応えいたします。
化学品輸送
当社では一般的な荷物に加え、特定化合物や毒劇物、危険物、粉粒体などの特殊な化学品の輸送にも対応しています。お客様の幅広いニーズにお応えできるよう、さまざまなタイプのタンクローリーを保有しているので、輸送できるか不安な場合はぜひ一度お問い合わせください。
海上コンテナ輸送
当社は「3軸シャーシ」をはじめとした海上コンテナ専用のトレーラーも手配可能です。日常生活に欠かせない食料品や日用雑貨、衣料品など、海上コンテナでの輸送をご希望の場合もぜひ当社をご利用ください。
運輸事業部の概要
生浜事務所 | JFE構内 千葉市中央区新浜町1番地 TEL:043-308-8080 FAX:043-263-0874 |
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市原事務所 | 千葉県市原市五井金杉3丁目2番地 TEL:0436-21-4411 FAX:0436-21-9341 |
事業種類 | 一般区域貨物自動車運送事業 自動車運送取扱事業 |
免許番号 | 東陸自 309号 |
免許区域 | 首都圏 |
主な運搬物 | 鋼材、重量物、長尺物、かつ大品、機械、油脂類、化成品ポリ原料、容器製品、建材 |
保有台数 | 133台(2024年2月現在) |
保有車両一覧表
トラクタ | 25台 |
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トレーラー | 21台 |
タンクトレーラー | 6台 |
大型ウイング | 17台 |
大型平ボディ | 6台 |
大型タンクローリー | 22台 |
大型ドラム缶専用車 | 4台 |
4トンウイング車 | 2台 |
中型平ボディ | 10台 |
2トンバン | 4台 |
2トン平ボディ | 1台 |
2トンローリー | 1台 |
構内運搬車 | 4台 |
その他 | 10台 |
合計 | 133台 |
安全・安心な物流を目指す当社の取り組み
千南商事は、「物流」が安全であることを大前提で成り立っているものだと捉え、「安全はすべてに優先する」をモットーにさまざまな取り組みを行なっております。ここからは、なぜ当社が安全と言い切れるのか、「無事故無災害」を実現するために、どのようなことに取り組んでいるのかについてご説明します。
安全性優良事業所認定を取得しています
当社は安全に配慮できている証である「安全性優良事業所認定」を、2008年に社団法人全日本トラック協会より取得しています。安全性優良事業所認定とは、事業者の安全性を正当に評価し、認定したうえで公表される制度のことです。言い換えると、お客様がより安全性の高い優良事業者を選びやすくするための制度とも言えます。
「安全性優良事業所」認定のシンボルマークは、選ばれた事業所にのみ与えられる安全性の証です。御社の大切な商品を無事故無災害で運搬するためにも、ぜひ千南商事にお問い合わせください。
おもな安全への取り組み
01
ドライブレコーダーでの録画・
巻き込み事故防止のサイドカメラ設置
当社は、周囲にも安心・安全な運転を行うために、各車両にドライブレコーダーやサイドカメラを設置しております。ドライブレコーダーがあることで、ドライバーの運転行動を客観的に確認できますし、サイドカメラがあれば、大型車両の死角となりやすい危険エリアにある自転車やバイク、人の接近を見逃すことなく確実に感知できます。
02 空気圧を自動で管理するタイヤ内のセンサー導入
当社では、タイヤに関するトラブル防止のために、デジタルソリューションツール「Tirematics」(タイヤマティクス)を導入しています。Tirematicsは、タイヤの空気圧と温度を遠隔でモニタリングしつつ自動管理ができるため、タイヤが原因の運行トラブルの防止効果や、タイヤに異常が発生した際の早期復旧効果が見込めます。また、車両走行中のCO2排出量削減などの環境負荷の低減にも効果的です。
03 物流におけるKY(危険予知)トレーニングの実施
当社では、重大事故をゼロにするために、KY(危険予知)トレーニングなどを実施し、ドライバーの安全教育を常日頃より行っております。KYトレーニングでは、KYトレーナーがスタッフ一人ひとりへ、安全についての個人教育を行っています。
04 パートナーと安全教育のための安全講習会を実施
当社では、自社スタッフに対して、社内で行うトレーニングに加え、外部の専門パートナーによる安全講習会も毎月実施しております。先ほど申し上げたとおり、当社のモットーは安全第一主義であることです。社内トレーニングと外部パートナーの力により、徹底的に安全面への配慮を行なっております。
05 車両管理のクラウド化と予防整備の実施
当社では保有車両の種類が多岐にわたるため、車両管理をクラウド化し、社内でわかりやすく、見える化された車両管理を実施しております。また、システムを整備工場とリンクさせ、車両の故障を未然に防ぐための予防整備を積極的に導入しております。
物流・運輸業界の課題と安全へのさらなる追求
物流・運輸業界は、人手不足や燃料の高騰などのさまざまな課題を抱えており、今後厳しい時代に突入しようとしています。
物流・運輸業界にお
ける今後の課題
ドライバーの時間外労働の
上限規制による「2024年問題」
トラック運転者の人手不足
燃料高騰
物流コストの上昇
CO2排出量の問題 など
売上や利益の減少に直結する課題も多く、適切な対策を取らなければ、物流・運輸業から撤退する自体にもなりかねません。たとえば、人手不足に対しては、労働条件の改善や最適な配送ルートの見直し、共同配送などの根本的な仕組みの改善が必要でしょう。また環境のことを考慮するのであれば、CO2排出量を削減する工夫を凝らすことも求められます。
千南商事は1947年の設立から、70年以上を経た現在もなお、「未来に向かって成長するココロ、そしてモノを動かす無限大の可能性」を肝に銘じております。今後も「モノを動かす」仕事の価値を高めていくために、社員一同、安全第一で、ニーズに合致したサービス提供を行うことは決して忘れません。
どのような状況でも、信念は揺らがずに、時代の流れを読み、経営の在り方に適合することで困難を乗り越えられると信じております。